日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医 下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会 認定施設

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下肢静脈瘤について

下肢静脈瘤が起こる原因としましては体の中には、動脈と静脈の2 本の⾎管があります。静脈は、⼼臓にもどる(向 かって流れる)⾎管です。
⾜の静脈は、⼼臓に向かうために重⼒に逆らって下から上に流れていきます。
この時、⾜のふくらはぎの筋⾁がポンプの作⽤をし、静脈弁が逆流を防ぎます。
ところが、この静脈弁が壊れてしまうと、⾎管のしまりが悪くなり、⾎液が逆 流してしまい⾎管内に貯まってしまいます。
この状態が下肢静脈瘤という病気です。⽴ち仕事の多い⽅がなりやすい病気 です。

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静脈瘤ができやすい条件

静脈瘤ができやすい条件(危険因子)としては下表にあげたものがあります。
まとめてみると、お母さんや姉妹に静脈瘤がある女性にできやすく、妊娠をきっかけに
静脈瘤ができ、立ち仕事に従事したり、年齢が進むにつれて病状が進行するといえます。

静脈瘤ができやすい条件

このような症状はありませんか?

これが進行すると色素沈着や潰瘍の原因となります。
かかりつけ医の先生が、いらっしゃる場合は、まずはかかりつけ医の先生にご相談され るといいと思います。

検査(診断方法)について

福岡市東区に位置する当院での下肢静脈瘤の診療は、血管外科で行います。診断については、まず医師が症状
や足の状態を確認し、次に見た目では分からない足の静脈の状態を超音波検査や CT で検査していきます。
超音波検査も CT 検査も痛みはありません。
また造影剤などのお薬も使用しません。
これらの検査で、正確にどこからどこまで治療すればいいのか?
どの治療法が適しているかなどを 判断しますので、
重要かつ必須の検査となります。
検査結果を見ながら、最終的に患者さんと
相談しながら治療方法を決めていきます。

治療(外科治療または保存的治療)について

下肢静脈瘤は治療ができます。また病気でもありますので、保険診療の適応となります。
治療方法もいくつかあり、福岡市東区に位置する当院では患者さん一人一人の症状や状態、ご希望に合わせて決定します。

血管内治療(レーザー治療、ラジオ波治療)

血管の中に細い管を入れ、静脈を焼いてつぶしていきます。
治療する血管の状態で、レーザー波で治療するか、
ラジオ波で治療するかが決まります。 この治療は、針孔だけで済み、
皮膚を切らずに治療ができるため、日帰りが可能です。 ただし、翌日に検査を行いますので来院が必要となります。
入院での治療も可能ですのでご相談ください。 また 手術には必ず麻酔科医が立ち会いますので
安心して手術を受けることができます。

実際の治療

装置について

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福岡市東区に位置する当クリニックでは”ELVeレーザー”を扱っております。“ELVeレーザー”は、
2010 年に日本で初めて厚生労働省より承認された 「下肢静脈瘤血管内レーザー装置」で、
承認されて以来、日本国内ですでに 7 万例以上 施行されています。 本年(2014 年)の 3 月には、
新製品の“ELVeレーザー1470”装置も厚生労働省より承認されました。

治療の特徴

治療方法

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静脈に光ファイバーというレーザー光を通す細い管を入れ、その先端からレーザ ー光を照射して、
発生した熱により静脈を内側から閉塞させる治療(血管内レーザー治療といいます)です。

実際の治療

装置について

福岡市東区に位置する当クリニックで扱っているELVeレーザーによる下肢静脈瘤治療は、超音波エコーと LA のテクニックが重要となります。
これにより、治療効果の向上および術後合併症の軽減が期待できます。
瘤切除術レーザーで血管を焼いてつぶした後に、コブ(瘤)を切って取り除く手術です。
硬化療法下肢の静脈瘤に薬を注射して固めてしまう治療です。
固めて硬くなった静脈は、半年ぐ らいで吸収され消えてしまいます。
この治療法は、当院では実施しておりません。手術 より硬化療法が適応する患者さんには、
硬化療法の実績のある医療機関をご紹介いた します。 保存療法手術や薬などを使用しない治療法です。
弾性(着圧)ストッキングを着用しますが、根本 的な治療ではありません。
弾性(着圧)ストッキングの正しい着用の仕方など指導いたします。
※ストッキングは保険適応外となります。
保存療法
医療用の弾性ストッキングや弾性包帯は、足に適度な圧力を与えることで
下肢に余分 な血液が溜まることを予防し、下肢の深部にある静脈(深部静脈という下肢静脈の本幹)への流れを助けます。
この圧迫療法はあくまでも進行防止・現状維持が目的で、下肢静脈瘤そのものが治る
わけではありませんが、下肢静脈瘤の治療上とても重要です。

弾性ストッキングとは

福岡市東区に位置する当クリニックで扱っている弾性ストッキングは、普通のストッキングと異なる特別な編み方で、
足を外側から強く圧迫するように作られています。
足首からふとももにかけて段階的に圧迫圧が弱くなるよ うに設計されているストッキングです。

弾性ストッキングの種類

圧迫圧の強さのほか、形状(ハイソックス・ストッキング・パンティーストッキング)やサイズもさまざまなものがあります。
相談の上で患者さんにあった種類を選びます。

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平日土曜
午前/9:00~13:00
午後/14:30~18:30
木曜のみ
9:00~15:00
休診
日曜

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東区香椎駅前1-12-2

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