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放射線診断科について
放射線診断科は病院の診療科としては、患者のみなさまに馴染みがうすいかもしれませんが、実はとても大切な仕事をしています。
当科はクリニックの医療のレベルを向上させる役目を担っています。
CTを用いて患者さんの画像情報から病気の診断をしたり、病気の治療効果の判定をしています。
院内で行われるCTの画像診断は、オンラインにて放射線科専門医に転送、全ての診断レポート作成を放射線科専門医が行っています。
画像診断は「正確な診断を迅速に」をモットーに即日〜翌々日には画像ネットワークを通して結果報告ができる体制を整えています。
単純撮影
健康診断でおなじみの胸やおなかの写真をレントゲンで撮影する検査です。
当クリニックでは、フィルムに画像をプリントしません。
デジタルデータで画像は取得され、診察室の電子カルテの端末で担当医と患者が見ることができます。
CTについて
- CTとはComputedTomographyの略語で、コンピュータ断層撮影のことです。 X線を体の周りに回転させて、体を透過して検出されたX線量から、体の断面像を作成します。また断面像のほかに、立体的な3D画像を作成することができます。
- CT検査は、造影剤を使用しない単純CT検査と、造影剤を静脈注射して行う造影CT検査の2つに分けられ ます。造影剤を使用すると正常構造や病変が明瞭に見えることが多いので、撮影部位によっては用います。
所要時間
検査の目的によっても異なりますが、検査室に入ってから出るまでの時間は大体5-20分です。
単純CT検査は5-10分程度、造影CT検査は10分以上かかることが多いです。
検査を受ける前に
妊娠中又はその可能性のある方、植込み型除細動器または心臓ペースメーカーを装着されている方は、事前にお知らせください。
造影CT検査の場合は、造影に関する同意書が渡されます。造影剤を投与できない場合がありますので、よくお読みになってください。
検査の実際
必要に応じて更衣室にて服装を検査衣にお着替えをして頂きます。撮影範囲に金属類(メガネ・補聴器・入れ歯・ブラジャー・装飾品など)がある場合にははずして頂くことがあります。
入室後、寝台の上に寝て頂き、撮影を行います。